昨日は、今年最後の観能@金剛能楽堂でした。








お能は「葛城」「鉢木」



仕舞では、お師匠の宇高竜成先生の舞も(力強くて華麗でした〜♡)。



狂言は「魚説法」



よかったー!



前半は、瞑想 笑。



お昼に食べた塩ラーメンのおかげで、ああ、美しいのに、観たいのに、と思いながらも うとうと…







今回は初めて、橋掛り(左手、役者が出入りするところ)の近くから観ました。正面からよりいいかも!




後半の「鉢木」のシテは、

金剛家家元の金剛永謹氏。




鉢木は、面(おもて)をかけず、舞もなく、最後まで詞(セリフ)や謡で進み、



紀州藩の能役者 徳田隣忠の『隣忠秘抄』に


「下手未熟の芸者慎みあるべき能なり」


と書いてあるくらい難しい曲、

なのだそう。




けど、観る側からの印象は、

わたしのような初心者で

前知識がなくても

とてもわかりやすくて、

実に心あたたまるいいお話でした。



これまでで一番心に残ったかも。



◯◯◯


振り返って

あらためて思ったこと。  






削ぎ落として

削ぎ落として 残った

究極の美しさが お能の魅力だと。 




背景はいつも同じ大きな老松のみ。

照明も変わらないし、

小道具も大道具も ほとんどない。



面をかけるので

役者の表情は見えない。



すべては極限までに省略されています。

(その分、観る側の想像力が鍛えられるのですけどね^_^)








役者は、

稽古している姿や舞台裏を一切見せず、

観客と一期一会の舞台を演じきる。





お能は、


人の感情にいい悪いはないということも教えてくれる。




恨み・つらみ・怒り・嘆き・悲しみ・欲望などを残しながらこの世を去った者(シテ役)が登場することが

多いにもかかわらず、



決して醜くなく どこまでも美しい




シテの想いに耳を傾け、心に寄り添うワキ(←お坊さんが多い)。



かつて彼らがいきいきと生きた時間を舞台の上で蘇えらせ(舞わせ)悲しみを昇華させる。優しい。





そう。 



能を観た後、いつもわたしの心をぽっと灯すのは 美しさと優しさ








そんなお能がやっぱり好き。




わたしも そんな風に

表現していけたらいいな。









あ!合間の狂言もダジャレや笑い満載でいいです(萬斎さんが いいのです!)




来年もまた、たくさんお能を観に行きたいと思います。




花のいろアーティスト♡梨里(Risato)
 

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